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網戸が落下⁉|年末大掃除の失敗談

一度掃除を始めると几帳面な夫

現在42歳の専業主婦です。同い年の主人と、小学生になる娘の3人家族です。主人はフルタイムでシフト制で働いているので、普段主に家事全般を行っているのは、在宅で仕事を行っている私です。以前は私も外に出てフルタイムで働いていたのですが、ずっと家にいるようになってから、なるべく毎日掃除機をかけたり、トイレや台所など水回りの掃除を行うようなルーチンに変わりました。

私はもともと掃除があまり好きな方ではなかったので、後回しにできることはどんどん後回しにする癖がすっかりついています。例えば換気扇もその一つです。キッチンの換気扇も部屋ごとについている換気口も、一年に一回見るか見ないかなのです。埃が舞って初めて、主人が休みの日に気にかけて徹底的に掃除をしてくれます。

一度掃除を始めると、とても几帳面なのは主人の方です。色々な道具を駆使しながら、隅々までピカピカにしないと気が済みません。私もそれをいいことに、普段行わないところの掃除はすっかり主人に頼ってしまっている所がありました。

年末の北海道で窓と網戸掃除を始めた結果

ある年の年末に、空気が透き通るようなとても晴れ渡った日があり、真冬でしたが久しぶりに窓を開けようかという話になりました。その時主人がふと、「窓や網戸っていつから掃除していないの?」と気にし始めました。「覚えている限りはしてないわ。1年以上は経つんじゃない?」という私の言葉に顔をしかめる主人。「よし今日やるか!」と腕まくりを始めました。

「さすがに冬にやるのは寒いんじゃない?濡れた雑巾で窓を拭いても凍ってしまうし。」と私は少し躊躇しました。真冬の北海道は天気がいいとはいえ、外は氷点下になることは当たり前です。窓の掃除をしている間、冷たい空気が中に入り続けるのも嫌だなという思いになりました。しかし一度言い出すと後に引かない主人は、早速掃除道具を用意して、家中のあらゆる窓の掃除を始めたのです。私も手伝わざるを得ません。

始めのうちは手分けして、窓の桟や窓の内側などの拭き掃除を行っていました。クイックルワイパーの先に雑巾をくくりつけて、手の届かない窓の外側も主人は拭いていました。あと残るは網戸だけとなった時に、「これは外して一気にやってしまった方が楽かも」ということになりました。そこで網戸を全て外して、一箇所に集めることになったのです。

まさか⁉|寒さに手がかじかみ、網戸が2階から道路に落下!

その時でした。2階の窓の網戸を外している時に、手がかじかんでいたこともあり、うっかり下に網戸を落としてしまったのです。

しかも人が多く行き交う通りに面した窓の網戸を外している時でした。一瞬の出来事でどうすることもできませんでした。たまたま下に誰も歩いていなかったことが不幸中の幸いでした。さらに雪が積もっていたので、網戸は音もなく雪の上にぱふっと落ちて、壊れたり歪んだりすることもありませんでした。

今でもあの時のことを思うと、本当に他の誰かに被害を与えなくてよかったと心底思っています。もしも小さい子供が下で遊んでいたら・・・と想像したりすると、心臓がドキドキして震えが止まりません。私たち夫婦もそれ以来、網戸を外して掃除をすることをやめました。

もしやるのであれば、どちらか一方が網戸の下の通路に立って、警備員のように通行人に配慮する必要があったと深く反省しています。それぐらいの危機感を持ってやらなくてはいけない作業だと身に染みました。

自分たちの快適さだけではなく、周りへの気配りの大切さを再確認

家を綺麗にしたいと思う気持ちで周りが見えなくなってしまうのは、危険で自分勝手な行動です。例えばそれは、自分の敷地内で洗車した後の汚い泥水が、隣の敷地に流れ込んで行くのも同じようなことだと思います。自分の陣地の綺麗が他人の陣地を汚したり、公共の場所に危険が及ぶようなことがあっては決してならないのです。

毎年年末の大掃除の時期が来るたびに、この冬のことを思い出し、身の引き締まる気持ちになっています。

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