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家事をしない夫の代表的セリフ「お茶、おなかすいた、リモコン」をどう変える?

夫は家事どころか家では動きもしなかった

私は39歳女性、仕事は週5日フルタイムでパートをしています。スーパーの品出しからレジ、お客様対応などで毎日が体力勝負・・・と言うより、毎日体力の限界を感じております。家族は主人、息子が1人の3人家族です。夫は残業が多く、深夜になることもしばしば。息子とお風呂なんて夢のまた夢、という日々です。息子は小学4年生、おっとりした性格の穏やかな子です。

主として家事をしているのは私、夫は何もしてくれません。しかも家では動かない、「お茶」「おなかすいた」「リモコン取って」が代表的なセリフです。息子も一人っ子で甘やかしてしまったためか、ゴミを捨てるのをめんどくさがります。でも言われるのがわかっているようで、ゴミを小さくまとめて自分の近くに置いておく、言われたら「あとで捨てようと思ってた」と決め台詞です。

疲れているのはお互い様なのに、悪者のような自分

子供が生まれたころや、私も働きに出るころは主人と家事の分担について話し合ったこともありました。その時は協力的に前向きに相談できていて、沢山はしてもらえなかったけど、休日にお風呂掃除や、庭の片づけなどしてくれた時はありがたく、思いやりを感じていました。しかし、長くは続きませんでした。どこの家庭もそうでしょうか。

「つかれてる」「日曜くらい休ませてくれ」となり、今に至ります。

こちらも疲れています。それを愚痴り、イライラしていると、そのイライラは病気のように伝染するものです。夫もイライラし、「やればいいんだろ!」「うるせぇな!」と言いながら分担した家事をする…、それはそれで嫌なものです。思いやりなんて感じません。まるで家事を押し付けた私が悪者のようです。

イライラしないよう作戦変更してみたら・・・

作戦変更です。息子が二人いると思って「べた褒め大作戦」です。

息子は褒めると何でもやってくれる年頃です。「ありがとう、お母さんたすかるわ。」なんて言うと買い物の荷物は重いほうを持ってくれるようになりました。家でもごちゃごちゃの机を見て「昨日より机がきれいじゃない?」なんて言うと「そう?」と言いながらちょっと片づけます。息子の定位置に小さなゴミ箱を置きました。それだけは母の無言の圧力、ゴミを捨てさせることに成功です。

主人へは、まずはぐっとこらえて「いてくれるだけで安心。災害もあるし、家にいてくれたらホッとする…」と伝えました。それからはゆっくりと、主人が立ったついでに「これお願い」となにか一つ持たせて「助かる、ありがとう」と…じっくり攻めました。

急に家事を半分なんて無理だとわかってるので、とにかく「何か頼んだら、褒める、お礼」作戦です。仕事帰りに買い物を頼んだら大げさに「助かったぁ、ありがとう」。休みの日にお風呂掃除を頼んだら、「今日はほんとに体が楽…ありがとう」。子供の少年団活動に休日を使ってくれたら、「ママ友に評判がいいんんだよ!」と、ニセの情報操作も致します。

二人でイライラして家事をこなすより、夫には機嫌よく、私はまるで手の平の上で夫を操っているような面白さ、そんな家事分担を心がけています。

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